白い眼鏡

先日子供たちの学校で音楽会があって、長女が浴衣を着ることに。さぁ困った、私の子供の頃の浴衣が見つかったものの帯が無い。仕方なく家にあった長～いシフォンを腰に巻き、華やかな髪飾りで留めて誤魔化すか、と帰り道に通るソラマチのアクセサリーショップへ。そこのショップの販売員の若いお姉さん、物凄く愛らしい顔立ち、長いストレートロングのサラサラの髪の毛。「色々あるのでどうぞ手に取って見てみてくださいね～。」と声掛けられたとき、実は今時の若いギャル系女の子を想定してしまって一瞬引いちゃったんです。この子にとっては自分はもうオバサンだし・・・なんて。でも事情を説明したら物凄く感じが良いお姉さんで。眼を見てニコニコ話してくれて。「お子さんが音楽会で・・・ってママさん、いっぱいいらっしゃいます！！」とも。まだ9歳の娘が使う髪飾りを、下品にならないように、さりげなく華やかに、そして音楽会が終わったら私も使えるように、色んなことを考えて一緒に選んでくれたあの時間は、楽しくて仕事の疲れも忘れました。勿論娘にもよく似合って。もう一回逢えたら、あのお姉さんにありがとう、伝えられたらいいなぁ。
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